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21.5インチのAndroidタブレット HP Slate21 を家置き端末として買ってみた

キャンペーン価格に釣られて買ったHPの大画面Androidタブレット

21.5インチのキワモノな大型タブレット「HP Slate 21」を買ってみたので感想を。
特に欲しくて前からチェックしていた訳でも無く、先週のGWの期間限定セールでお安くなっていたのを見つけて、完全に値段に釣られて買ってしまったパターン。
今回のキャンペーンは、通常価格 ¥40,000前後の所が¥29,800(税抜)になって、さらに¥2,000のキャッシュバックという内容。日本HPの製品紹介サイトはこちら。
 ※当初、キャンペーンは 5月6日までとなっていたのが、今週末(5月11日)まで延長された模様。欲しい人は今のうち...?また直ぐに他の名目でキャンペーンをやりそうな気もするけど。
HP直販サイト以外でも、ヨドバシ.comビックカメラ.comでも同じ値段で販売中だったので、僕はヨドバシで買いました。送料無料でポイントも付いてお得。もちろんヨドバシでの購入もキャッシュバック対象。在庫があれば午前中にポチってその日の夜に届けてくれるから、ホントいい仕事してる!
 
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「用途は買ってから考える」作戦

という訳で、買ってしまったからには何か良い使い道を考えてみよう。
ちなみに、Slate 21の存在を知ってからポチるまでの(極)短い時間に考えた事は、「家用に大きな画面でタッチ操作できるAndroidタブレットがあっても良いかな」「なんとなく欲しいな」「あれば何か使えるだろう」という事くらい。
同じ価格帯だと、7インチのタブレットの Nexus7 あたりを買ったほうが幸せになれるかもしれないけど、今回は「家置き端末で家族みんなで使うんだ!」と勝手に自己暗示して購入を決意。 
我が家は嫁様に購入の相談をした時点でアウトなので、あくまでも自己完結。そして買ってから潔く怒られる。

HP Slate 21 のスペック

さて、とりあえず開封。本体とACアダプタに、USBキーボードとUSBマウスというシンプルな構成。タブレットというよりも、キーボードとマウスがセットになったオールインワンのデスクトップPCといった感じ。日本国内では2013年9月に販売開始になったみたいなので、約半年前のモデルという事ですね。
 
f:id:ymodek:20140509162518j:plain 本体スペックは次の通り。
  • 型番: HP Slate 21-k100jp
  • OS: Android 4.2.2 (Jelly Bean)
  • CPU: NVIDIA Tegra 4 Quad-core 1.8GHz (T40S)
  • メモリ: 1GB (DDR3)
  • ストレージ: 8GB (eMMC)
  • ディスプレイ: 21.5インチ フルHD(1920×1080) / IPSパネル / 光沢 /2点マルチタッチ / 応答時間 5ms / 視野角 水平・垂直 178度 / コントラスト比 1000:1
  • カメラ: ディスプレイ内蔵、約92万画素 / 720p HD / マイク
  • サウンド: ステレオスピーカー / dts Sound+
  • ネットワーク: 有線LAN 10/100 Ether  / 無線LAN  IEEE802.11a/b/g/n + Bluetooth 3.0
  • SDカードスロット x1 / USB2.0ポート x3

 Tegra 4 搭載で動作は快適

Tegra 4は Microsoft Surface2 (Windows RT) にも搭載されているけど、Android スマホタブレットで採用されているモデルはあまり多く無いのかな?その昔「Tegra」が発表された当時の「省電力でGPU処理能力も高くて凄いヤツが出た」という期待感も回想されつつ、Tegraブランド名に惹かれて「Tegraはいいものだ!Tegraはいいものだ!」的な感覚があり、勝手にTegraのパフォーマンスに期待。
 
で、実際にSlate 21でGoogle MapやChromeなどのアプリを動かしてみたけど、まずこの辺りのよく使うアプリの動作は快適。Android の3D系のゲームアプリも幾つか試したけど、パフォーマンス的にも問題無く遊べるレベル。いいよいいよ!Tegra4いいよ!
ちなみに、Slate 21のベンチマーク結果はASCIIのレビューに掲載されているので、そっちが参考になります。

 光学式のタッチパネルは2点まで認識

タッチパネルは光学式、スマホタブレットで採用されている静電式と比べて操作性はどうかなと思っていたけど、予想以上にタッチパネルの反応は良好。同時タッチが2点までというのが残念だけど、2本指を使ってのピンチイン/アウトや回転といったジェスチャーは認識できるので、必要最小限といった所でしょうか。
ただ、光学式センサーがパネルとベゼルの間にある構造なので、画面端からのスワイプでメニューを出す操作は若干やりにくかったり。f:id:ymodek:20140509163131j:plain
 

 付属のAndroid用のUSBキーボードとマウスが割と便利

これがなかなか良い。もともとタッチパネルUIに最適化されているAndroid OSなので、キーボードやマウスが無くても操作に問題は無いけれど、スクリーンキャプチャのキーや電源ON/OFF(スリープ)のキーは使ってみると凄く便利。画面の輝度調整やボリューム調整も出来るし、「ホーム」キーや「戻る」キーなんかも画面にタッチせずに操作できるので地味に便利だったりする。
ちなみに、USBキーボード/マウスは手持ちのUSB OTG対応のスマホ(Galaxty Note)に繋いでも使えました。

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テーブルトップや壁掛けでの使用が良さそう

この機種は背面のスタンドの角度を水平に近い状態にして使える点が面白い。傾斜角度は15度~70度まで調整が可能。スタンドを外して完全な水平設置も可能で、VESAマウントで壁掛けにするも良し。個人的にはデスクトップというよりはテーブルトップ的な使い方に期待。
当初の購入目的が「家族みんなの端末」なので、リビングの片隅にこんな感じで置いておけばバッチリですね!週末のお出かけ前に家族でSlate 21を囲んで、大画面で今日のお出かけプランのブリーフィングしたり、とか最高じゃないですか!
...まだやってないけど。

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家族共用で嬉しいマルチアカウント機能

タブレットは個人のGoogleアカウントと連動してGmailやらChromeの閲覧履歴やら管理されるので、家族共用で使うために複数のGoogleアカウントを設定しました。Android 4.2からマルチアカウント機能が使えるようになっているので、これも家族共用のタブレットとしては嬉しいですね。

マルチユーザーの設定は簡単、「設定」アイコンの「ユーザー」から新規ユーザーの追加が出来ます。

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子供の教育用タブレットとしても

起動も終了も早いので、ちょっとした調べ物をしたい時にブラウザを立ち上げたり、動画を大画面で見たりと、そんなちょい使い用途で結構便利に使えています。

あとは、娘(3才)が最近iPadを占有して離さず困っていたので、代わりにSlate 21を与えて遊ばせてみました。大きい画面をタッチして操作するのは楽しいみたい。直感的なタッチパネルUIは小さい子供でも直ぐに操作方法を覚えるので、子供用のアプリを色々入れて遊ばせようかと。

 

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以上、HP Slate 21 の簡単なレポートでした。

安売りキャンペーンが延長されているので、大型タブレットに興味のある方は「買ってから考える」作戦で是非...